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手話動画:「マグニチュード」と「震度」(2012年11月27日)

手話動画

  

テキストデータ

 
 観測史上最大の震度となった東日本大震災。その規模はマグニチュード9、震度は宮城北部で震度7を記録しています。この「マグニチュード」と「震度」という言葉、よく目にしますね。今回はその違いについてお話しします。

 「マグニチュード」とは、その地震のエネルギーの大きさを表しています。マグニチュードの数字が“1”大きくなるごとに、地震エネルギーが32倍になっていきます。例えば、車1台にM1くらいの力があるとすると、M2は32台、M3は1000台、M5になると車が100万台を超えることになります。この計算でいくと、東日本大震災のM9は、いったい何台分になるのでしょう。本当にものすごいエネルギーだったんですね。

 「震度」とは、地震が起きたとき、私たちが生活している場所の揺れの大きさを表します。例えば、マグニチュードの小さい地震でも、震源からの距離が小さいと地面は大きく揺れるので、震度は大きくなります。反対に、マグニチュードが大きい地震でも、震源から距離が遠いと地震はあまり揺れなくなり、震度は小さくなります。同じ震度であっても、震源からの距離によって震度が異なるわけです。
 ただ、距離が同じでも、地盤がやわらかい場所では揺れが増幅するので、震度が高くなります。

 震度はどのようにして決めるのでしょうか。かつて、「震度」は、気象庁職員が人間の体感や室内の様子、周囲の状況等で判断していたそうです。しかし、このような震度の決め方では、人の感じ方でバラつきが出てしまう、震度決定に時間がかかるなどの問題があり、阪神大震災以降、計器による自動決定の方式に変わりました。

 マグニチュードと震度の意味を知ると、東日本大震災がどれほど大きな地震であったのか、改めてわかりますね。