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手話動画:お酒をおいしく飲むために(2012年10月1日)

手話動画

  

テキストデータ

 
 こんにちは。厳しかった残暑も急に気温が下がり、だいぶ涼しくなりました。これから秋を迎え、芋煮会などのイベントでお酒を飲む機会が増えてくるでしょう。
 お酒は、人と人とを結び、コミュニケーションを円滑にしてくれ、昔から、適度に飲めば健康にも良く、「酒は百薬の長」といわれています。お酒の「適量」を知り、暮らしを豊かなものにしていきましょう。

 お酒に関する注意としては、「薬と一緒には飲まない」とか、「お酒を飲んだあと、すぐに風呂に入らない」ということは基本ですね。では、「適量」とはどのくらいの量なのか、一緒に確認してみましょう。

 1日の適量は、ビールなら中びん1本(630ミリリットル)、ウイスキーはダブルで60ミリリットル、25度の焼酎だと90ミリリットル、日本酒では1合(180ミリリットル)です。このうちどれか1つ分が1日の「適量」といわれています。ただしこれは、男性で「お酒に強い」タイプの場合です。女性・高齢者、お酒の弱い方はこれより少ない量が「適量」です。
 また、強いお酒は水などで薄めて飲むのがオススメです。

 体質によってお酒に対する「強さ」「弱さ」の違いがあるので、この「適量」がすべての人に当てはまるとは限りません。年齢や性別や体重によっても違いますし、日本人の約半分が生まれつきお酒に弱い体質だといわれています。

 お酒を飲む習慣がない人が無理に飲む必要はありませんが、お酒の効用を生かして、健康で楽しくすごしましょう。