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手話動画:梅雨のお洗濯(2012年6月4日)

手話動画

  

テキストデータ

 こんにちは。梅雨どきは、洗濯物を室内干しする機会も増えますね。ニオイが気になりませんか?今回は室内干しのコツをご紹介します。
 洗濯物が生乾きの状態のときに繁殖する「菌」が、室内干しのニオイの原因です。洗濯物に汚れが残っていると、菌が繁殖しやすくなってしまうので、きちんと汚れを落とすことが大切です。

【①洗濯のポイント】
 洗濯物は、ためこまず、できるだけすぐに洗うようにしましょう。また、洗濯槽を洗濯カゴ代わりに使うのもやめましょう。洗濯槽の汚れや雑菌が衣類につくと、ニオイの原因になることも。
 洗濯物のつめこみすぎにも注意。あれもこれも、洗濯機につめこみすぎてしまうと、洗濯槽の中でうまくまわらず、汚れを十分に落とすことができません。洗濯の途中で洗濯物をつぎ足すのも、できるだけやめましょう。
 すすぎのときは、必ず水道水を使います。すすぎに風呂水を使うと、洗濯後の衣類にまた雑菌をつけることになるのでやめましょう。
 仕上げに、抗菌作用のある柔軟仕上げ剤を使うと、雑菌の繁殖を抑えることができるので、ニオイ防止におすすめです。

【②干し方のポイント】
 干し方を工夫して乾燥時間を短くすることがポイントです。
 生乾きの状態が長く続くと、雑菌が繁殖しやすくなります。できるだけ衣類に風が通りやすくなるようにします。
 
 (例:衣類の間にこのようにすきまを作ります。)

 エアコンおドライ機能や除湿機を利用して湿度を下げたり、扇風機や換気扇を利用して、空気に流れを作りましょう。扇風機や除湿機の風が扇風機に直接当たるようにすると、より乾きやすくなります。
 少し湿っているな、というときは、アイロンを使用することで、洗濯物が乾くだけでなく、シワもとれてきれいに仕上がり、気持ちよく着られますよ。
 こまめに洗濯をして、空気の流れを作り、短い時間で乾かすこと。梅雨どきも快適に過ごしましょう。

 (情報提供:花王株式会社ホームページ「ニオイを防ぐ室内干しのコツ」より